2023年1月の月次リリースノート

毎月、Hitchhikerの皆様には月次リリースで最新の素晴らしいYext機能をご利用いただけます。リリースプロセスについてはこちらをご確認ください。また、機能のリリースについてのご質問はコミュニティで受け付けています。

Hitchhikersを楽しく活用しましょう!

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Appleは2023年1月11日に新しいBusiness Connect API を発表しました。これらの新しいAPIにより、企業は、Apple Business Connectアカウント経由でデータをAppleマップに同期できます。これに伴い、YextではこれらのBusiness Connect APIとの直接的なシステムインテグレーションの提供を開始 しました。ユーザーはKnowledge Graphのデータを Appleのリスティングに直接シームレスに同期できるようになりました。

この直接的なシステムインテグレーションにより、リアルタイムの更新をこれまで以上に簡単にプッシュできるようになり、YextプラットフォームのユーザーはAppleマップ上の情報をより細かく管理できるようになります。詳細については、Appleインテグレーションの概要の参考記事を参照してください。

Yextと新しいApple Business Connect APIとの直接的なシステムインテグレーションにより、ユーザーは、Yext経由でAppleマップリスティングの アクションリンク を管理できるようになります。これらのアクションリンクは、「アクション行」内のAppleマップリスティングの上部にある行動喚起(CTA)ボタンです。

Turtlehead Taco action links

アクションリンクは、予約の設定、テイクアウトの注文、価格の確認など、次の重要なステップを顧客に促すAppleリスティングの重要な要素です。エンドユーザーが具体的な意図をもって検索した際にこれらのアクションリンクを提供すると、クリックが促進され、コンバージョンの強化につながります。

Yextでは、以下のタイプのアクションリンクを設定できます。

  • アクティビティ
  • アメニティ
  • 予約
  • 対応時間
  • 予約
  • 予約(ホテル)
  • 乗車予約
  • ツアー予約
  • 旅行を予約
  • 採用情報
  • 料金請求
  • チェックイン
  • クーポン
  • 宅配(レストラン)
  • 宅配(小売)
  • 寄付
  • イベント
  • 料金ポリシー
  • フライト状況
  • フロントデスク
  • ギフトカード
  • ギフトカード(レストラン)
  • メニュー
  • 注文(レストラン)
  • 注文(小売)
  • その他のメニュー
  • 駐車場
  • ピックアップ(レストラン)
  • ピックアップ(小売)
  • ポートフォリオ
  • 価格設定
  • 引用
  • 予約(レストラン)
  • 予約(駐車)
  • スケジュール
  • サービス(小売)
  • サービス
  • ショー
  • 上映時間
  • スポーツ
  • 店舗注文
  • 店舗サポート
  • サポート
  • テイクアウト
  • スタート時間
  • チケット発行
  • チケット
  • ウェイティングリスト

アクションリンクの詳細については、Appleアクションリンクの参考記事をご利用ください。

この機能はアカウントに自動で追加されているため、今すぐご利用いただけます。

Yextと新しいApple Business Connect APIとの直接的なシステムインテグレーションにより、企業はYext Social Posting UI経由でAppleマップのリスティングに「 ショーケース 」を作成できるようになりました。これは新しいAppleの機能で、企業は特定のタイミングでプロモーションや告知を顧客に共有することができます。

Yext showcase post example

ショーケースの投稿は、Appleマップの「From the Business」セクションに表示されます。

Yextでのショーケースの作成は、現時点ではYext Social Posting UIからのみ可能です。Yext Social Posting API経由での投稿は現在サポートされていません。

Apple ショーケースへの投稿の詳細については、Apple ショーケースへの投稿の参考ドキュメントをご覧ください。

この機能はアカウントに自動で追加されているため、今すぐご利用いただけます。

2022年秋のリリースで、Yextは一部のパブリッシャー向けにリスティングの確認ツール、リスティングの精度、リスティングの詳細ページを発表しました。2023年1月のリリースに伴い、 MapQuestが完全にサポート対象となるパブリッシャーに含まれました

このリスティング確認ツールは、ウェブを自動的にスキャンしてリスティングの正確性を判断するシステムです。このシステムは、提供されたデータとパブリッシャーが表示しているデータとの間に不一致があれば事前にフラグを立て、確認プロセスから曖昧さや手作業での確認を排除します。

確認ツールにより取得されたデータは、Knowledge Graphデータと各フィールドのパブリッシャーのデータを並べた形で比較する包括的な表形式で表示されるため、個々の リスティングの精度 を評価できます。

注:リスティングの確認ツールは現在、Google、Facebook、MapQuest、Yelpなどの特定のパブリッシャーでのみサポートされています。サポートされているパブリッシャーの完全なリストについては、参考ドキュメントを参照してください。

リスティングの確認ツール、リスティングの精度、リスティングの詳細ページについては、参考ドキュメントをご確認ください。

Googleは、2022年7月に新しいBusiness Profile Performance API で導入された最新の分析を優先し、2023年2月20日に一連の古い指標を廃止および変更します。

Googleがこれらの指標を廃止すると、データが返されなくなります。

Yextは、以前サポートされていたGoogle指標の過去のデータをすべて保持します。開始日は、Googleが各事業のデータを提供した中で最も古い日付となり、終了日は2023年2月20日となります。

Yextは、非推奨となった次の指標の履歴データをReport BuilderおよびReports APIで引き続き表示します。

  • ロケーションのリスティング > Google検索クエリ数
  • 事業のリスティング > Google顧客アクション数
  • ロケーションのリスティング > Googleマップビュー数
  • ロケーションのリスティング > Google検索閲覧数

以下の新しい指標が既存の指標を置き換えるようになりました。

既存の指標新しい指標
ロケーションのリスティング > Google検索クエリ数ロケーションのリスティング > Google検索用語のインプレッション数
ロケーションのリスティング > Google顧客アクション数ロケーションのリスティング > リスティングアクション数
ロケーションのリスティング > Googleマップビュー数ロケーションのリスティング > リスティングのインプレッション数
ロケーションのリスティング > Google検索閲覧数ロケーションのリスティング > リスティングのインプレッション数

Yexは、Google Performance APIの一部として、すべての新しい指標のデータを入力し続けます。

Googleローカル投稿の指標は新しいGoogle Performance APIには含まれず、今後Googleから提供されることはありません。Yextは、Social Posting UIおよびAPI内でGoogleローカル投稿の過去の指標を引き続き表示しますが、2023年2月20日以降はこれらの指標は更新されなくなります。

GoogleビジネスプロフィールのLodging APIで、「ファミリー」の下の属性として「お子様向けアクティビティ」をサポートするようになりました。Knowledge Graphには、このGoogle属性に対応する「お子様向けアクティビティ」というフィールドがあり、ホスピタリティブランドが潜在顧客に家族向けのサービスを宣伝するのに役立ちます。

Knowledge Graph

エンティティUID(エンティティの不変ID)のフィールドをすべてのインターフェイスで標準化するため、エンティティAPIおよびWebhookを更新し、これまで返されていたハッシュ化されたエンティティUIDに代わり、標準のUIDを返せるようにしました。この変更により、ユーザーはアプリケーションと他のエンティティインターフェイス(エンティティURLとエクスポート)で同じエンティティUIDを使えるようになります。

検索

2022年秋の製品リリースでは、スペイン語、フランス語、ドイツ語、日本語の4つの言語でクラスタリングが新たに導入されました。1月のリリースでは、 イタリア語 にも対応しました。

クラスタリングは、意味的に類似した検索用語の異なる「クラスター」間でパフォーマンスを比較するのに役立ちます。クラスタリングの国際対応により、世界中の管理者が大規模な検索トレンドをよりよく理解できるようになります。

特定の言語での高度な検索機能の利用に関する最新情報は、こちらの参考ドキュメントをご覧ください。

Pages

Yextが本番環境のURLと完全に一致するローカル開発URLをサポートするようになり、ウェブアプリケーションでのリンクのテストが容易になりました。

今回のリリースでは、CaC APIがPagesリソースを削除する機能をサポートするようになりました。これにより、ユーザーはUIを使用せずに、大規模なユースケースのサイト・ドメイン管理を実現できます。Yextは、数千のウェブサイトのフリート管理を実現するよう努めており、この機能の追加により、Pages機能のAPI管理がさらに容易になります。

コネクター

Yextがコネクターの実行通知をサポートするようになりました。この新機能では、ユーザーにメールまたはプラットフォーム内でアラートを送信し、手動で [コネクターの概要] 画面を表示しなくても、コネクターのステータス(特にスケジュールやプッシュリクエストで実行されるコネクター)をすばやく確認できるようになりました。

ユーザーは以下の基準で通知をフィルタリングすることもできます。

  • 失敗や完了などの 実行ステータス
  • 特定のタイプのエンティティ数 (特定の数のエンティティが失敗、作成、更新、削除された場合の通知など)

例えば、定期的に実行するように設定されているコネクターがある場合、失敗したエンティティ数が0を超える実行に関して通知を構成できます。この機能を使用することで、エラーを簡単に監視し、必要に応じてリアルタイムでアクションを実行できます。

コネクターの実行通知

アカウントでこの機能を有効にするには、[アカウント設定(Account Settings)] > [アカウントの機能(Account Features)]に移動し、「 2023年春:コネクターの実行通知(早期アクセス) 」を選択します。

ユーザーは、Yextカテゴリーのベースリストにカテゴリーデータを入力するだけでなく、コネクターフレームワーク内でカテゴリーの上書きを設定できるようになりました。

例えば、自分のGoogleカテゴリーを、コネクターのGoogleビジネスプロフィールのネイティブソース経由で取り込み、Googleカテゴリーの上書きに直接入力/マッピングできます。これにより、ベースとなるYextのカテゴリーに対し変更が加えられても、Googleによるユーザーの検証に際してカテゴリーの点では影響が及ばなくなります。

この機能はアカウントに自動で追加されているため、今すぐご利用いただけます。

統合

特別な記載がない限り、すべてのパブリッシャーネットワークの更新は直ちに有効となり、変更は自動的にアカウントに反映されます。

利用可能なパブリッシャーの一覧と統合に関する追加情報については、検索機能のパブリッシャーバーティカルをご覧ください。

更新:Bing

  • インテグレーションの信頼性の向上: YextとBingのインテグレーションのAPIエンドポイントが更新され、インテグレーションの信頼性が向上しました。
  • サポート対象国の拡大: YextとBingのインテグレーションでフランスを除くすべての国のリスティングがサポートされるようになりました。

更新:HERE

HEREが日本国内のロケーションのリスティングに対応するようになりました。

  • 地域:全世界

更新:MapQuest

MapQuestが日本語プロフィールをサポートするようになりました。

  • 地域:全世界

更新:Yahoo

YextとYahooのインテグレーションは、APIから送信ベースのインテグレーションに移行しつつあります。そのため、Yextは分析やリアルタイムの更新をサポートできなくなります。

  • 地域:米国

更新:Yelp

所有権が未申請のYelpリスティングを持つ事業に対して、[パブリッシャー] と [すべてのリスティング] タブに行動喚起フレーズが表示され、申請を完了できるようになります。事業主がYelpのリスティングの所有権を申請すると、リスティングの品質を向上させ、競合他社と差をつける追加機能が利用可能になります。Yelpリスティングの所有権申請の利点について詳しくは https://business.yelp.com/ を参照してください。

  • 地域:カナダ、米国

削除:LocalPages

1月1日をもって、LocalPagesはYextパブリッシャーネットワークから除外されました。

  • 地域:米国

削除:Speisekarte

1月13日をもって、SpeisekarteはYextパブリッシャーネットワークから除外されました。

  • 地域:オーストリア、ドイツ

新しいアプリとアプリの更新はいずれも、すべてのアカウントで自動的に利用可能となります。

アカウントで利用可能なアプリの一覧を表示するにはこちら をクリックしてください。

Salesforce Service Cloud for Reviewsアプリの更新

Salesforce Service Cloud for Reviewsアプリでレビューワークフローを設定する際に、フォルダでフィルタリングできる機能を追加しました。サポートチームは、Salesforceでチケットとしてエージェントに届くレビューをより細かく管理できるようになり、優先度の高いレビューをすべて正確かつ効果的に把握できるようになります。

リブランド:Google Data StudioがGoogle Looker Studioに名称変更

自社ビジネスインテリジェンス製品を統合する取り組みの一環として、GoogleはGoogle Data StudioをGoogle Looker Studioにブランドを変更しました 。この更新に伴う機能面での変更はありません。

Vidyardデータコネクター

Vidyard は、営業担当者が潜在顧客にカスタマイズされたメッセージを送れるバーチャルセールス用のビデオツールです。Vidyardを利用する企業は、自社のコンテンツをYextプラットフォームとシームレスに統合して、サポートやワークプレイスでのユースケースを中心にSearchを強化できるようになりました。Vidyardコネクターは、Yextの顧客がYextを自社ウェブサイトに統合する際のKnowledge Graphのセットアップを迅速化し、Searchエクスペリエンスの作成を効率化できるようサポートします。今回のコネクター提供開始は、VidyardのコンテンツをYextアカウントに取り込めるよう、Vidyardからリクエストを受けて行うものです。

Jiraデータコネクター

JiraデータをKnowledge Graphに取り込むための、専用のJiraデータコネクターを追加しました。これにより、ボード、エピック、問題やスプリントをJIRA Cloudから簡単に取り込めるようになり、このデータをYextのSearchやKnowledge Baseですぐに利用できるようになります。

OOTBエンティティプレビュー構成をソリューションテンプレートに追加

エンティティプレビューは、ユーザーがKnowledge Graphの操作中に自分にとって重要な内容を表示するのに役立ちます。今回のリリースでは、エンティティプレビュー用のCaCファイルを既存のカスタムソリューションテンプレートに追加し、エンティティをすぐに使用できるように改善しました。これにより、ビジネスユーザーは、個々のエンティティに移動することなく、ユースケースに応じてKnowledge Graphで利用可能なデータをすばやく確認できます。

Eco-Movementデータコネクター

Eco-Movementは、充電ステーションデータ品質を管理する主要プラットフォームとして、充電ステーションのデータをシンプルかつアクセスしやすいものにすることを目指しています。このアプリは、電気自動車(EV)充電ステーションを対象に、座標、住所、ロケーションの名前などの地理情報に関するデータを取得するコネクターです。YextからEco-Movementに同期されるデータには、ロケーションの名前、住所の詳細、座標が含まれます。

更新:Skilljarコネクター

2022年春の製品リリースで導入したSkilljarコネクターにより、SkillJarのコースを構造化データとしてKnowledge Graphに追加できるようになりました。2023年1月のリリースでは、SkilljarコネクターでSkilljarレッスンも取り込めるようになり、Yextエクスペリエンス全体でSkilljarからのデータをより包括的に管理・配信できるようになります。

新しいデータコネクターソースとソースの更新はいずれも、すべてのアカウントで自動的に利用可能になります。アカウントで利用可能なデータコネクターソースの一覧を表示するにはこちら をクリックしてください。

新規:Skilljarソースのネイティブソース

既存のSkilljarコネクターに加えて、コネクターフレームワークのネイティブソースとしてSkilljarを追加しました。このソースでは、コネクターと同様にコースとレッスンの両方をKnowledge Graphに取り込めますが、Skilljarがネイティブソースとして利用可能になったため、Yextでのこれらのデータを構造化する方法をより柔軟に構成できるようになります。

プラットフォーム

2022年秋の製品リリースでは、ユーザーがライセンスの割り当て解除をスケジュールし、専用のUI内で更新保留中のリスティングを表示できる機能を追加しました。今年1月にはこの機能を拡張し、API経由でライセンスを管理する方法をユーザーに正式に提供開始しました。

ライセンスAPIを使用すると、ユーザーは既存のエンティティに対して次のアクションを実行できます。

  • 製品領域(ListingsとReviews)にライセンスを割り当て
  • ライセンスの即時削除
  • 今後のライセンスの削除のスケジュール設定(必要に応じてキャンセル可能)
  • アカウントでアクティブなライセンスパックの全一覧表示
  • 特定のエンティティに割り当てられているライセンスパックの全一覧表示

アカウントでこの機能を有効にするには、[アカウント設定(Account Settings)] > [アカウントの機能(Account Features)]に移動し、「 2023年春:APIによるライセンス管理(早期アクセス) 」を選択します。

APIベースのサービスの可用性と信頼性をさらに強化するため、レート制限システムを更新しました。これらの機能強化は、2023年1月のリリースから2023年春のリリースまでの間に段階的にユーザーに提供されます。

以下の改善により、トラフィックを監視し、単一の企業からの大規模な発信を禁止できるようになります。

  • 最初のリクエストで、正時でなく毎時のクォータウィンドウを開始
  • アクティビティの急増を防ぐ新しいアルゴリズムの実装

注:この内容は既存のインテグレーションには影響しません。詳細と開発者向けガイダンスについては、参考ドキュメントをご覧ください。