2023年5月の月次リリースノート

毎月、Hitchhikerの皆様には月次リリースで最新の素晴らしいYext機能をご利用いただけます。リリースプロセスについてはこちらをご確認ください。また、機能のリリースについてのご質問はコミュニティで受け付けています。

Hitchhikersを楽しく活用しましょう!

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企業の安心度を高め、リスティングの公開を開始する際のエラーを防ぐために、状況によっては、Yextがリスティングへのデータの公開を開始する前にユーザーの承認が必要になることがあります。エラーの可能性が検出された場合、Yextは警告を発行し、ユーザーに [同期を確認] ボタンを明示的にクリックするよう求めます。

例えば、Knowledge Graphのカテゴリーが既存のリスティングのカテゴリーと異なる場合、この新しいデータを同期すると手動で再検証が行われ、一時的にリスティングが削除される可能性があります。この場合、ユーザーは [同期を確認] して、操作が意図的なものであり、起こりうる結果を認識していることを確認する必要があります。

この機能はアカウントに自動で追加されているため、今すぐご利用いただけます。

Knowledge Graph

計算フィールド値(プレビューで提供中)を使用すると、ユーザーは、独自に構成した特定のアルゴリズムと入力に基づいてKnowledge Graphフィールドを動的に入力できます(AIを活用し、製品エンティティに格納されたフィールドを入力として使用して製品説明を生成するなど)。2023年5月の月次リリースでは、入力サポートを改善し、ユーザーはさらに多くのKnowledge Graphフィールドタイプを計算フィールド値の入力として活用できるようになりました。

今回の変更により、ユーザーは、プリミティブデータ型のすべての組み込みフィールドとカスタムフィールドに該当する以下のフィールドから入力を選択できるようになります。

  • ブール値(「True」または「False」)
  • 文字列(テキストや文字のシーケンス)

これは、これらのプリミティブデータ型を含むリストやオブジェクトのプロパティ(整数のリストや複合フィールド型の文字列サブプロパティなど)にも適用されます。現時点では、CTAや写真フィールドのように複数のプロパティを持つ複雑なフィールドはサポートされていません。

このサポート追加により、計算フィールド値フレームワークで、Knowledge Graph全体に保存された広範なデータセットを利用してより堅牢かつ効果的な計算を行えるようになりました。

注:入力の構成時には、フィールド選択のための要素はUIで表示されません。ユーザーは、エンティティAPIパスを使用してフィールドを参照する必要があります。

この機能は、計算フィールド値機能に自動的に追加されています。アカウントでこの機能を有効にするには、[アカウント設定(Account Settings)] > [アカウント機能(Account Features)]に移動し、「 プレビュー機能:計算フィールド値 」を選択します。

ユーザーは、エンティティ履歴UIでカテゴリーとGoogle属性の履歴情報を表示できるようになりました。

注:カテゴリーデータは2023年4月25日まで、Google属性データは2023年5月5日まで表示できます。これらのフィールドの復元は現時点ではサポートされていません。また、現時点ではデータの遡及修正は行われません。

この機能はアカウントに自動で追加されているため、今すぐご利用いただけます。

今回の更新以前は、ユーザーはフィールドのアセット状態に基づいて編集または保存をリクエストする単一の「保存ボタン」を使用していました。ユーザーにさらなる柔軟性と一貫性を提供するために、これらの2つの権限がフィールドレベルで2つの別個のボタンとして表示されるようになりました。

  • アセットを保存(フィールドがアセット状態である場合)
  • 編集をリクエスト(フィールドがアセット状態でない場合)

アセットUIを使用

この機能はアカウントに自動で追加されているため、今すぐご利用いただけます。

Pages

サーバーレス関数の導入により、開発者は、Yextプラットフォームによって提供されるHTTPエンドポイントを公開するカスタムコードを作成できるようになりました。サーバーレス関数は、ネットワークとサービスレイヤーに関する詳細を取り除くことで、開発者をインフラストラクチャに関する懸念から解放する強力なツールです。

例えば、靴のeコマース小売業者は、在庫表などのデータを外部APIから取得し、サーバーレス関数経由でこのデータをリアルタイムで取得して、調整できます。

HTTP経由のサーバーレス関数により、Yextプラットフォームのカスタマイズの可能性がさらに拡張され、外部システムへの事実上無限の統合パスが提供されます。現代のデジタル体験を構築する場合、サーバーレス関数は、デジタルエンドポイント全体でKnowledge Graphコンテンツを配信するための新たな機能を解き放ちます。

Pages内では、サーバーレス関数を次の2つの事例で使用できます。

  1. HTTP経由でのAPIエンドポイントの展開
  2. Pagesシステム内のライフサイクルイベントに応じたカスタムコードの実行

アカウントでこの機能を有効にするには、[アカウント設定(Account Settings)] > [アカウント機能(Account Features)]に移動し、「 2023年夏:サーバーレス関数(早期アクセス) 」を選択します。

ページプレビュー機能を使うことで、Knowledge Graphからの「提案」コンテンツを一般公開中の本番サイトに公開する前にプレビューすることができます。今回のリリースではエンティティ関係のサポートを追加し、エンティティ関係を使用している複数のページを通じて提案内容がどう表示されるかをプレビューできるようになりました。例えば、コンテンツエディターが更新内容を公開前に主要関係者と共有したい場合などに便利です。ページプレビュー機能があれば、このプロセスが手軽になり、ページ構築の際の柔軟性が増します。

ページプレビュー

この機能はアカウントに自動で追加されているため、今すぐご利用いただけます。

Analytics

2023年5月の月次リリースをもって、以下の従来のパブリッシャー検索語句の指標を廃止します。

  • 検索語句フレーズ
  • 検索語句(Broad Terms)

これらの指標は、パブリッシャーネットワークの検索クエリで使用されるフレーズを表示するために主に使用され、一部の企業のみがクエリを実行できました。これらの指標はReport BuilderおよびReports APIでサポートされなくなります。

必要に応じて、ユーザーはGoogle検索用語のインプレッション数指標を検索語句(未加工)と Google検索用語タイプでディメンション化された形で使用し、類似のレポートを作成することができます。

2023年5月の月次リリース以降、従来のv1 Resellers APIに属するAnalyticsエンドポイントは完全に廃止され、サポートされなくなります。ユーザーは代わりにReports エンドポイントにクエリを実行してAnalyticsレポートを生成するか、他の v2 AnalyticsまたはLogs APIエンドポイントのいずれかを使用できます。

コネクター

この機能により、あらゆる種類の区切りファイル(.csv、tsv、.txt、.psvなど)に対応するようシステムを拡張しました。これまで、コネクターのファイルアップロードとSFTP/FTPソースでは、CSV、Excel(.xlsx)、JSONファイルタイプの取り込みのみに対応していました。今回の更新に伴い、ユーザーは任意の区切りファイルをアップロードし、ファイルで使用されている区切り文字を指定するだけで続行できます。

注:この機能はアカウントに自動で追加されているため、今すぐご利用いただけます。

ユーザーがより柔軟に制御できるよう、変換機能を拡張しました。この機能の追加により、ユーザーは、各行の特定の列に指定された値に基づいて、条件付きで実行するよう変換を構成できるようになりました。

例えば、2つの列の両方に空白がない場合にのみ、2つの列を統合するように指定することができます。これまでに「関数変換」で実現していた複雑なロジックを、ユーザーがコードを書くことなく簡単に実現できるようになりました。

アカウントでこの機能を有効にするには、[アカウント設定(Account Settings)] > [アカウント機能(Account Features)]に移動し、「 2023年夏:条件付き変換の実行(早期アクセス) 」を選択します。

この新しいステータスにより、コネクター実行の結果をより簡単かつ迅速にきめ細かく特定できるようになりました。「中止」が追加されたことで、コネクターの実行に付与できるステータスが6種類になりました。

  • 実行中
  • 完了
  • 完了(エラーあり)
  • 失敗
  • 中止しました
  • キャンセル済み

この機能はアカウントに自動で追加されているため、今すぐご利用いただけます。

統合

特別な記載がない限り、すべてのパブリッシャーネットワークの更新は直ちに有効となり、変更は自動的にアカウントに反映されます。

利用可能なパブリッシャーの一覧と統合に関する追加情報については、検索機能のパブリッシャーバーティカルをご覧ください。

新規:InYourArea

InYourAreaががYextパブリッシャーネットワークに参加し、英国のロケーションに対応します。

  • 地域:英国

更新:Appleマップ

YextとAppleマップの直接統合で以下の新しい国でのショーケース投稿がサポートされるようになりました。

  • オーストラリア
  • アイルランド
  • ニュージーランド
  • 英国

YextとAppleマップの直接統合で以下のフィールドもサポートされるようになりました。

  • iOSアプリのURL

更新:Yalwa

以下の国はYextとYalwaの統合でサポートされなくなります。

  • アルジェリア
  • エジプト
  • グアテマラ
  • サウジアラビア
  • タイ
  • ベトナム

削除:Barcoo.de

2023年5月17日をもって、Barcoo.deはYextパブリッシャーネットワークから除外されました。

  • 地域:ドイツ

削除:Cured.com

2023年5月17日をもって、Cured.comはYextパブリッシャーネットワークから除外されました。

  • 地域:米国

削除:Chillwall

2023年5月17日をもって、ChillwallはYextパブリッシャーネットワークから除外されました。

  • 地域:米国

削除:Pointcom

2023年5月17日をもって、PointcomはYextパブリッシャーネットワークから除外されました。

  • 地域:米国

新しいアプリとアプリの更新はいずれも、すべてのアカウントで自動的に利用可能となります。

アカウントで利用可能なアプリの一覧を表示するにはこちら をクリックしてください。

Reviews Auto Responseアプリ v2

ユーザーは、Reviews Automatic Responseアプリを使用して、肯定的なレビューと否定的なレビューの両方に返信できるようになりました。さらに、複数の返信の読み込みや特定のエンティティを自動応答から完全に除外することもできます。通常、コンテンツを含まないレビューに対してのみ自動応答を使用することをお勧めします。

エンティティテンプレートの適用アプリ

エンティティテンプレートの適用アプリをアカウントにインストールすると、新しく作成されたエンティティにエンティティテンプレートを自動的に適用できます。

ベンダーを問わないデジタルエクスペリエンス構成プラットフォームUniformにYextを統合

Yext統合をお使いのUniformプロジェクトに追加して、検索インデックスからのデータをUniform Compositionsに含められます。データソースの呼び出しをバイパスし、Yext Knowledge Graphと検索エクスペリエンスから直接情報を取得することができます。

Yext開発者プラットフォームでアプリを作成する必要があります。必要な権限をプロビジョニングした後、関連するAPIキーを使用してUniformプロジェクトに統合を追加できます。

これにより、Knowledge Graphを直接活用するか、検索エクスペリエンスにクエリを実行して、関連するエンティティをUniformプロジェクトに表示できます。

Datashakeレビューアプリ:新規パブリッシャーmobile.deとautoscout24の追加

Datashakeレビューアプリを使用してレビューを取得できるパブリッシャーのリストを拡大しました。自動車および自動車販売店のアカウントは、自動車業界で最も人気のレビューサイトであるMobile.deとAutoscout24からレビューをインポートできるようになりました。App DirectoryからDatashakeをインストールすれば、数回クリックするだけでこれらのサイトからレビューをインポートできます。

OneDriveドライブコネクターアプリ

OneDriveドライブコネクターアプリは、OneDriveのドライブアイテムの取得操作を使用して、指定したドライブから個別のKnowledge GraphエンティティとしてOneDriveファイルを取得します。このアプリには、エンティティで直接ファイルをホストするカスタム [OneDriveファイル] エンティティタイプとカスタム [ファイルタイプ] フィールドが付属しています。

OneDriveアイテムコネクターアプリ

仕様 - OneDriveアイテムコネクターアプリの仕様 OneDriveアイテムコネクターアプリは、OneDriveのアイテムの取得操作を使用して、指定された親アイテム(フォルダー)から個別のKnowledge GraphエンティティとしてOneDriveファイルを取得します。このアプリには、エンティティで直接ファイルをホストするカスタム [OneDriveファイル] エンティティタイプとカスタム [ファイルタイプ] フィールドが付属しています。

SharePointドライブコネクターアプリ

Sharepoint Drive Connector Appは、Sharepointのアイテム取得(ドライブから)操作を使用して、SharePointサイトの指定された親ドライブからのファイルをKnowledge Graphエンティティとして取得します。このアプリには、エンティティで直接ファイルをホストするカスタム [SharePointファイル] エンティティタイプとカスタム [ファイルタイプ] フィールドが付属しています。

Sharepointアイテムコネクターアプリ

Sharepointアイテムコネクターアプリは、Sharepointのアイテム取得操作を使用して、SharePointサイトの指定された親アイテム(フォルダー)からのファイルをKnowledge Graphエンティティとして取得します。このアプリには、エンティティで直接ファイルをホストするカスタム [SharePointファイル] エンティティタイプとカスタム [ファイルタイプ] フィールドが付属しています。

SharePointページコネクターアプリ

SharePointページコネクターアプリは、Sharepointのページ取得(サイトから)操作を使用して、Sharepointサイトからすべてのページを取得します。このアプリにはカスタムエンティティとフィールドが付属しており、すべてのSharePointページをすぐにKnowledge Graphに取り込めます。

メニューECLからメニューアイテムコネクターアプリを使用

メニューアイテムコネクターアプリを使用すると、メニューECL項目データをKnowledge Graph内の [メニュー項目] エンティティに変換できます。その後、これらのエンティティはSearch、Pages、Chatを始めとするYext製品スイートでのデータ提供に使用できます。メニューコネクターアプリを同時に使用して、メニューエンティティ全体を取得し、Streamsを使用してメニュー項目エンティティをメニューエンティティにリンクしてロケーションを通じたすべてのメニューを表示することもできます。

メニューECLからメニューコネクターアプリを使用

メニューコネクターアプリを使用すると、メニューECLに格納されたメニューをKnowledge Graph内の [メニュー] エンティティに変換できます。その後、これらのエンティティはSearch、Pages、Chatを始めとするYext製品スイートでのデータ提供に使用できます。メニューアイテムコネクターアプリを同時に使用して、メニュー項目エンティティを取得し、これらをメニューエンティティ全体にリンクしてロケーションを通じたすべてのメニューを表示することもできます。

Adobe Experience Managerネイティブソース

今回のリリースでは、コネクターのネイティブソースとしてAdobe Experience Manager(AEM)を追加しました。ユーザーは、コネクターフレームワーク経由でページプロパティ、URL、テキストなどのコンテンツをAEMから簡単に取り込むことができます。

新しいコネクターソースをアカウントに追加するには、[アカウント設定(Account Settings)] > [アカウント機能(Account Features)]に移動し、「 2023年夏:新しいネイティブソース(早期アクセス) 」を選択します。

Googleドライブコネクターソースの更新

新しい「フォルダ別にファイルを取得」操作では、Googleドライブアカウント内の指定したフォルダにあるすべての異なるファイルタイプのメタデータを取り込むことができます。これまで、既存のGoogleドライブコネクターソースでは、トップレベルのGoogleドライブからのみコンテンツを取り込めました。

この更新はコネクターソースで自動で有効化されているため、今すぐご利用いただけます。

プラットフォーム

2022年夏の製品リリースでは、アプリでサーバーレス関数をトリガーする機能をプレビュー機能として追加しました。この機能のプレビュー期間が終了しました。開発者は、アカウントやプロフィールのイベントに応じてサーバーレス関数を呼び出し、強力で複雑なアプリを構築できます。これらはすべてYext内でホスト・実行されるため、ユーザーがサーバーやランタイム環境の管理を心配する必要はありません。

アカウントでこの機能を有効にするには、[アカウント設定(Account Settings)] > [アカウント機能(Account Features)]に移動し、「 プレビュー機能:関数フック 」を選択します。

今回のリリースでは、管理者がKnowledge Graph内でライセンスが割り当てられているエンティティを管理する新たな方法を導入しました。ライセンス対象となるエンティティを保存済みのフィルタの形で指定することで、自動でライセンスが割り当てられるようになりました。新しいライセンスがこの基準に合致するとライセンスが自動で割り当てられ、基準に合致しないエンティティのライセンスは自動で割り当てが解除されます。これにより、ライセンスの割り当てや割り当て解除を手作業で行う必要がなくなります。

さらに、管理者は、この機能と併せてスケジュール更新を活用し、将来のライセンスの割り当てと割り当て解除をスケジュールすることができます。

注:この機能はライセンスを利用するお客様にのみ提供されるため、SKUを使用してサービスを割り当てる再販業者には該当しません。

アカウントでこの機能を有効にするには、[アカウント設定(Account Settings)] > [アカウントの機能(Account Features)]に移動し、「 2023年夏:保存済みのフィルタによる自動ライセンス割り当て(早期アクセス) 」を選択します。

カスタムホーム画面を使用すると、ユーザーはクイックリンクなどのカスタマイズ可能なモジュールを使用して、Yextプラットフォームでパーソナライズされた体験を作成できます。今回のリリースでは、クイックリンクがMailToリンクに対応しました。ユーザーがホーム画面でMailToクイックリンクをクリックすると、デフォルトのメールクライアントが開き、MailToリンクに含まれるアドレスにメールを送信するよう提案されます。